写真は故郷の山形県長井市の最上川辺です。今は移動も気を使い、美しい自然を思いだしています。
腹部指圧について調べてみました。
浪越徳治郎・栗山三郎共著
「指圧療法全書」より
腹部指圧は、指圧療法における最も重要な操作であり、全身療法においては最終操作として、すべての操作の治療価値はこの腹部指圧によって高められるものである。
腹部指圧は腹部諸筋の緊張をほごし、、血行を促進させ、腹腔内の消化器官(胃・腸・肝臓・膵臓)泌尿器官(腎臓・膀胱・尿道)内分泌器官(副腎・生殖腺)などの働きを助長する。
これらの内臓諸器官の疾病を触診によって察知する施術でもある。
健康者の腹部は圧診に際して圧痛を感じないが、病者の腹部には動悸、攣急(過緊張すること)などの異常が認められあるいは結塊が認められ(便秘のときS状結腸など)圧診にあたって疼痛や不快感を訴えるものである。
まことに大事な腹部指圧ですが、容体によっては危険が伴うので、慎重に疑わしい時は医師の診察を受けるように奨める。
ということです。
この最も重要な腹部指圧を当院では行っています。