冷えると、腰、頚、膝、肩などに不調があらわれるように思います。
ヒトの体は、外気温が変化しても、体温は一定に保つようにできています。
外の低い温度を感じると、体温を調節するように働きます。
いつでも暖かいところにいると、体温調節機能は落ちてしまいます。
寒さへの適応は、皮下脂肪を厚くしたり、皮膚血管の収縮による放熱の抑制をします。ホルモンを産生し、代謝をよくして耐寒能力が高まります。
生理学の教科書をさっとおさらいしてみました。
適度な運動で血行をよくする。入浴で体を温める。そのほかには食べ物で体を温めるということがあります。
冬に食べるとよいものを調べてみました。(薬膳・漢方の食材帳、薬日本堂監修)
体を温め、生命力を補う食材がいいそうです。
辛味…体を温め血行をよくする・・・紅花、ういきょう、とうがらし、シナモン、しょうが、にら、ねぎ、ニンニク、胡椒,山椒
補養…滋養強壮効果で腎をサポート・・・高麗人参、もち米、山芋、エビ、牛肉、羊肉、卵黄
黒…生殖能力や発育、ホルモンバランスに・・・黒きくらげ、黒ゴマ、黒米、黒豆、海藻類、しいたけ、黒砂糖
野菜は根菜など旬のものを必ずひを通して温めて食べましょう。だそうです。
指圧は血行をよくし、こりを和らげ、自律神経の調節をいたします。おすすめいたします。