先週に登った高川山へと続く道です。新緑や山桜が美しい道でした。
最近、産前産後の体の不調を指圧で治療することについて、聞かれる機会がありました。
自分のことを振り返ってみました。
まずは産前。つわりがあり、ごはんの支度が苦痛だったり、食欲がなくなったり。今までしていた運動はできなくなり、おなかが大きくなれば腰が痛くなり、トイレが近くなって夜中に何度か起きる。貧血になったり、胎児は逆子になったり。上の子がいれば、幼稚園の送り迎えや医者に連れていく。大きなおなかで動くと疲れやすい。
産後。子宮が収縮するのでおなかが痛い。会陰切開をすると座るのがたいへん。赤ちゃんが吸ってできた乳首の傷が痛い。授乳に何度も起きるのでいつも眠い。赤ちゃんをだっこするので肩がこる。乳腺炎になって熱が出たり、乳房が腫れたり。退院すれば赤ちゃん返りした上の子への対応。
と、思い出しただけでもこんなに問題があります。
お母さんの体調が悪いと、次々に出てくる問題に対応するのがたいへんです。
泣き止まないわが子と一緒に泣きたくなったりします。
自分が母になりたての時は、みんながやってきたことだから頑張るしかないと思っていました。
指圧師になった今、指圧を受けたかったなあと思います。それは贅沢なことではなく、必要な体のメンテナンスなのだと思います。
と、思い当たりました。
指圧で体調を整えましょう。